その他

音楽

Kiwi Ears Aether レビュー | モニター的なのに心地よい、“平面一発の完成形”

はじめにKiwi Ears Aether は 15.3mm の平面磁気ドライバー単発という珍しい構成を採るイヤホンだ。一般的な“平面=刺さる/薄い”というイメージとは違い、非常に自然で扱いやすい音に仕上がっている。結論としては、クリアでニュートラル。女性ボーカルが特に美しい。平面ドライバーの長所を活かしつつ、欠点は最小限に抑えたバランス型。試聴環境DAP:iBasso DX340(4.4mmバラン...
音楽

AFUL Performer 5+2 (Performer 7) レビュー|タイト低域と整理された中域、扱いやすいAFULサウンド

はじめにAFUL の Performer シリーズは、独自の音響チューブ構造と RLC ネットワークによって、タイトで情報量の多いサウンドを生み出すのが特徴だ。今回の Performer 5+2(Performer 7) は「Performer 5 の進化版」とされるが、実際に聴くと Performer 8 の“穏やかで扱いやすいバージョン” に近い仕上がりだった。低域は量感を維持しつつ膨らまず、...
音楽

AFUL Performer 8 レビュー|量感ある低域と鋭い高域のリアルなバランス

はじめにAFUL のハイブリッド機は、独自の音響チューブ構造による“タイトで情報量の多いサウンド”が特徴だ。今回の Performer 8 は、その方向性をより先鋭化させた 1DD+7BA の上位モデル。低域は量感をしっかり出しつつも膨らまず、高域は鋭いエッジを伴って細部を描き切る。一方で、シンバルの倍音が強調されるなど、隠れたクセもある。良いところも弱点も含めて、“リアルにどう聴こえるのか” を...
音楽

Kiwi Ears Quintet レビュー|沈む低域、前に出るボーカル、抜ける高域。派手さより“完成度”を選んだクール系ハイブリッド

イヤホンのチューニングには避けられない三角関係がある。低域を沈ませれば中域が埋もれ、高域を伸ばせばボーカルが後ろに下がる。帯域をすべて主張させながら破綻なくまとめるのは簡単ではない。Kiwi Ears Quintetは、その難題を真正面からクリアしている。派手さで“分かりやすい感動”を与えるタイプではない。だが、長時間向き合うほど「このイヤホンは設計がうまい」と分かる。そんなモデルだった。試聴環境...
音楽

KZ PRX レビュー | 2,500円台で聴ける“理性的ドンシャリ”

はじめにまたイヤホンを買ってしまった。しかも旅先で(笑)今回のターゲットは KZ PRX。AliExpressでなんと2,500円台という価格で売られていたプラナー一発モデルだ。国内Amazonでは9,800円前後。つまり、同じ製品が約4倍の価格差で流通している。どう考えても価格バランスが崩壊している。期待半分、ネタ半分で注文したのだが──実際に聴いてみたら、「これはネタじゃなくてマジで良い方のK...
音楽

Kiwi Ears × HBB Punch レビュー | 贅沢な構成に潜む“惜しさ”。Knowles+Sonionの実力を活かしきれなかった理由 ―

はじめにKiwi Ears × HBB Punch。構成だけ見れば、まるでハイエンド機のようだ。10 mmダイナミックドライバー、Knowles BA ×2、そしてSonion EST ×2――オーディオファンなら誰もが「これは来た」と思うラインナップ。ただ、実際に聴いてみると第一印象は「全体的に眠い音」。低域も高域もきちんと出ているのに、全体にキレがなく、熱量が伝わってこない。「悪くはないけど、...
ガジェット

DX340でApple Musicにログインできない原因はYubiKeyだった|Apple ID二要素認証の落とし穴

はじめにiBasso DX340でApple Musicを使おうとしたら、ログイン画面でこうなった。「信頼されたデバイスへ認証番号を送信しました」……なのに、iPhone側には通知だけ届いて6桁の確認コードが表示されない。まさかの詰み案件。調べてもどこにも情報がなく、完全に行き止まり。結果から言えば、YubiKeyをApple IDに登録していたのが原因だった。この記事では、その再現手順と原因の仕...
ガジェット

【レビュー】全部まとめてフル充電!UGREEN Nexode 500Wは最強のUSB-Cステーション

※本記事は、UGREENの「Nexode 500W (X759)」を実際に購入・使用したレビューです。以前紹介した「Nexode 300W」との比較も交えながら、性能・実使用感・メリット・デメリットを丁寧に解説します。なお、本製品は 2025年9月頃から国内で販売が始まった ようですが、正確な発売日は公式には明示されていません。実際に市場に出回り始めたのは比較的最近で、ようやく入手できるようになっ...
その他

シーランド公国にて、気づけば私は男爵になっていました

はじめに「爵位はお金で買える」──そんな話を聞いたことがある人もいるかもしれません。ヨーロッパの歴史を思い浮かべれば、爵位といえば血筋や功績とともに受け継がれるもの。普通に考えれば、現代の私たちが気軽に手にできるはずはありません。しかし実際には、お金を払えば“男爵”や“伯爵”といった称号を名乗れる仕組みが存在しています。とはいえ、あくまでも法的効力や社会的地位はなく、完全に「ネタ」としての楽しみ方...
ガジェット

Apple 2025年9月発表会まとめ|5分で理解するiPhone 17 / iPhone Air / Apple Watch Series 11・Ultra 3 / AirPods Pro 3 / Final Cut Camera の新機能と進化点

はじめに2025年9月9日、Appleが“全部盛り”の発表を実施。iPhoneの新カテゴリ「Air」、A19/A19 Proチップで明確に差をつけたiPhone 17シリーズ、健康管理を本気で強化したApple Watch、翻訳までこなすAirPods Pro 3、そしてiPhoneを映像制作機材に変えるFinal Cut Camera 2.0。この記事では、国内価格・チップ差分・健康通知の実装状...

ノマドは心のモチベーション|旅をしながら一週間ごとに街を変えて暮らすフリーランスエンジニアの本音

はじめにフリーランスのWebエンジニアとして、旅をしながらコードを書く生活を続けています。今のスタイルは「1週間ごとに街を変える」暮らし。平日は仕事、土曜日は撤収と移動、日曜日は観光。このサイクルを繰り返す日々は刺激的で楽しい一方、心理的にも体力的にもさまざまな影響があります。自宅でリモート作業をしていると、どうしても「一日中こもっている」という閉塞感が強くなりがちです。でも、旅をしながら同じよう...
技術

参拝記録をデジタル管理|Obsidian×DataviewJSで御朱印データベース化と検索術

はじめに御朱印帳は、神社や寺院を参拝した証としていただける大切な記録です。その一枚一枚には参拝した日の思い出や、その土地の歴史や雰囲気が宿っています。ただ、旅を重ねて御朱印を集めていくと「いつ・どこで・どんな御朱印をいただいたか」を後から探すのが意外と大変です。御朱印帳が複数冊になっていくと、さらに管理が難しくなります。そこで僕は Obsidian × DataviewJS を使って「御朱印データ...

デジタルノマド生活と通信環境|旅を続けて分かったこと

はじめにフリーランスとして旅をしながら仕事をする生活を始めて、半年ちょっとが経ちました。毎週のように拠点を変える暮らしはとても新鮮で、朝起きて窓の外に見える景色が違うだけで気分が変わります。ただ、どこにいても変わらない「必須条件」があります。それが通信環境です。パソコンもあって、静かな作業環境もあっても、回線が不安定だと一気にすべてが崩れます。箱根でSoftBankが沈黙箱根を旅したときのこと。山...
ガジェット

YubiKeyで変わるセキュリティ生活|GitHub署名・SSH・PGP鍵、そしてGoogle・Amazonまで

はじめにパスワードを入力してログインする時代は、もう過去になりつつあります。フィッシングや情報漏洩、リスト攻撃…インターネット生活に潜むリスクはどんどん増えているのに、SMSや認証アプリでは守り切れない。そこで僕が選んだのが YubiKey 5C NFC。USB-CとNFCに対応したハードウェアセキュリティキーです。導入してみると、「差してタッチするだけ」でログインができるシンプルさと安心感に驚き...
音楽

アラウンド2万円イヤホン比較レビュー|NiceHCK NX8 / LETSHUOER S12 2024 / Moondrop(水月雨) Aria 2 を聴き比べ

はじめにここ数年、イヤホン市場は驚くほど進化している。以前は「2万円前後のイヤホン」といえば入門〜中級のポジションで、ある程度の妥協を前提に選ぶものだった。しかし今では、この価格帯にも「十分楽しめる」「フラッグシップとは別の魅力を持つ」製品が数多く存在する。今回取り上げるのは、NiceHCK NX8、LETSHUOER S12 2024 Edition、そしてMoondrop Aria 2の3機種...
スポンサー
タイトルとURLをコピーしました