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KZ PRX レビュー | 2,500円台で聴ける“理性的ドンシャリ”

はじめにまたイヤホンを買ってしまった。しかも旅先で(笑)今回のターゲットは KZ PRX。AliExpressでなんと2,500円台という価格で売られていたプラナー一発モデルだ。国内Amazonでは9,800円前後。つまり、同じ製品が約4倍の価格差で流通している。どう考えても価格バランスが崩壊している。期待半分、ネタ半分で注文したのだが──実際に聴いてみたら、「これはネタじゃなくてマジで良い方のK...
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Kiwi Ears × HBB Punch レビュー | 贅沢な構成に潜む“惜しさ”。Knowles+Sonionの実力を活かしきれなかった理由 ―

はじめにKiwi Ears × HBB Punch。構成だけ見れば、まるでハイエンド機のようだ。10 mmダイナミックドライバー、Knowles BA ×2、そしてSonion EST ×2――オーディオファンなら誰もが「これは来た」と思うラインナップ。ただ、実際に聴いてみると第一印象は「全体的に眠い音」。低域も高域もきちんと出ているのに、全体にキレがなく、熱量が伝わってこない。「悪くはないけど、...
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Spotifyロスレス音質を試してみた|Apple MusicやQobuzとどこが違う?

はじめに長らく「いつ来るのか」と言われ続けてきた Spotify のロスレス配信が、ついにスタートしました。Apple Music や Amazon Music がすでにロスレス・ハイレゾを標準搭載していた中で、Spotify だけが遅れていた状況。ようやく Premium 会員向けに FLAC 24bit / 44.1kHz のロスレスが解禁され、業界標準に追いついた格好です。普段から複数の I...
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アラウンド2万円イヤホン比較レビュー|NiceHCK NX8 / LETSHUOER S12 2024 / Moondrop(水月雨) Aria 2 を聴き比べ

はじめにここ数年、イヤホン市場は驚くほど進化している。以前は「2万円前後のイヤホン」といえば入門〜中級のポジションで、ある程度の妥協を前提に選ぶものだった。しかし今では、この価格帯にも「十分楽しめる」「フラッグシップとは別の魅力を持つ」製品が数多く存在する。今回取り上げるのは、NiceHCK NX8、LETSHUOER S12 2024 Edition、そしてMoondrop Aria 2の3機種...
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スマホ+TWSで十分?それでも高音質DAPが手放せない理由 | LE Audio時代に見えてきたワイヤレスの限界

はじめに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)は、この数年で劇的な進化を遂げてきた。かつては「利便性優先で音質は妥協」という立ち位置に甘んじていたが、いまや状況は一変している。LDACやaptX Adaptive、aptX Lossless、さらには新世代規格であるLE Audio(LC3)といった最新コーデックの普及によって、TWSでも“高音質ワイヤレス”という言葉が現実味を帯びるようになった。さらに...
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NUARL Inovatör レビュー|高級感と音質を両立した唯一無二のワイヤレスイヤホン

はじめに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)は、この数年で驚くほどの進化を遂げた。かつては「コードがないから便利」という程度の存在だったが、今や音質・ノイズキャンセリング・装着感・アプリ連携・バッテリー持ちなど、あらゆる要素で各社がハイエンド有線イヤホンに迫る完成度を競い合っている。そのなかで日本発のブランド NUARL(ヌアール) が放ったフラッグシップモデルが Inovatör(イノヴェーター) ...
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【2025年最新】旅と仕事に連れ出すTWS(完全ワイヤレスイヤホン)たち|AirPodsからInnovatorまで“本気で使ってる”愛用機紹介

はじめにこれまで数多くのTWS(完全ワイヤレスイヤホン)を購入し、実際に使ってきました。音質に惹かれて選んだもの、ANC性能や機能性を期待して手に取ったもの、そして実用性を重視して使い続けているもの。それぞれに個性があり、気分やシーンによって使い分けるのが楽しいガジェットです。IER-Z1Rなどの有線IEMを鳴らすDAPも持ち歩いていますが、実際に稼働率が高いのはやはりTWSです。移動中にノイズを...
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Bose QuietComfort Ultra Earbuds 第2世代レビュー|初代と比較して分かった違い

Boseの完全ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds」に第2世代が登場しました。初代モデルから愛用している僕が実際に使い比べてみると、ノイズキャンセリングは確かに強化されたものの実用差は微妙、通常音質はほぼ同等、そしてイマーシブオーディオだけが大きな進化点という結論に。本記事では初代ユーザー目線で、両世代を比較した率直なレビューをまとめます。レビュー環境と試聴条件...
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Shanling M3 Plus レビュー|エントリーDAPにAGLOを搭載した注目モデル

はじめにShanling が送り出したエントリーDAP「M3 Plus」。エントリークラスながら、AGLO(Android Global Lossless Output)を搭載した注目モデルです。価格を抑えつつもクアッドDACやパワフルなバランス出力を備え、ストリーミング世代に強く刺さる一台になっています。今回は実際に触ってみて感じた操作感、音質、使い勝手を中心に、スペックも交えてレビューしていき...
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FIIO M27 発表!M17後継ハイエンドDAPのスペック・価格・発売日【速報】

はじめにFIIOが新たなフラッグシップDAP「M27」を正式発表しました。前モデル M17 は“据置級DAP”というコンセプトで、ポータブルながら据置アンプに迫るパワーを備え、多くのオーディオファンに衝撃を与えました。今回登場する M27 は、その正統後継機としてさらなる進化を遂げたモデルです。本記事では、現時点で分かっている スペック・特徴・発売時期・価格情報 を速報で整理します。FIIO M2...
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iBasso DX340 レビュー|据置級DAPの音質・性能を徹底解説

iBasso DX340は、486gの重量級ボディに据置アンプ級の出力を詰め込んだハイエンドDAPです。本記事では、公式スペックから実際の音質傾向、使い勝手まで徹底解説します。単なる数値や仕様だけでなく、実際に聴いた体験をベースに「どんなユーザーに刺さるのか」まで掘り下げます。主なスペックと外観DX340は Snapdragon 665 + 8GB RAM / 256GB ROM を搭載し、And...
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イヤーピースで音はこう変わる —— SONY純正を基準に9種類を比較

はじめにイヤホンの音は「本体のドライバー」で決まる? もちろん大部分はそうです。でも実際に耳に届く音を左右しているのは、意外にもイヤーピースの影響が大きい。耳との密閉度、ノズルの開口部、素材の硬さや厚み……。これらの違いが、低音の出方や高域の伸び、ボーカルの距離感までも変えてしまいます。今回は SONY ハイブリッドイヤーピース を基準に、人気の9種類を比較しながら「音がどう変わるか」「どんな人に...
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音質重視派が選ぶ音楽ストリーミングサービス比較 2025

はじめに音楽ストリーミングサービスは便利ですが、音質面ではサービスごとに差があります。本記事では、音質重視派の視点で主要サービスを比較し、IER-Z1R + iBasso DX340というハイエンド環境で試聴した印象をまとめます。※TIDALはアカウント未所持のため比較対象外としています。視聴環境DAP:iBasso DX340(4.4mmバランス接続)IEM:SONY IER-Z1Rイヤーピース...
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