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SONY WF-1000XM6 レビュー(後編)| XM5と比較して見えたノイズキャンセリングと外音取り込み

はじめに前編では Sony WF-1000XM6 の音質や使い勝手について、前モデルの Sony WF-1000XM5 と比較しながらファーストインプレッションを書いてみた。XM6は音の方向性自体はXM5と大きく変わらないものの、低域の締まりボーカルの存在感トランジェントの速さといった部分が少しずつブラッシュアップされており、全体として完成度が高められている印象だった。後編では、完全ワイヤレスイヤ...
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SONY WF-1000XM6 レビュー(前編)|XM5と比較して見えた音質の違いと使い勝手

はじめにソニーの新しい完全ワイヤレスイヤホンSony WF-1000XM6 が届いた。前モデルの Sony WF-1000XM5 は、完成度の高いTWSとしてかなり評価の高いモデルだった。実際に使っていても、音質・ノイズキャンセリング・サイズ感のバランスがよく、普段使いのイヤホンとしてはかなり満足度が高かった。だからこそXM6については、「どれくらい変わるんだろう?」というよりも、XM5からどこが...
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AFUL Performer 8S レビュー | P8と何が違う?一段洗練された進化形

はじめにAFULのIEMラインナップの中でも、完成度の高さとバランスの良さで評価されてきたAFUL Performer 8(以下 P8)。そのP8をベースに、ドライバー構成や低域構造を見直し、より音楽的な方向へ進化させたモデルがAFUL Performer 8S(以下 P8S)だ。正直に言えば、購入前は「P8があれだけ完成しているのに、どれほど音が変わるんだろう?」という半信半疑な気持ちもあった。...
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TRN Mermaid レビュー|トライブリッドなのに“余韻”で聴かせる異色作

はじめにTRN Mermaidは、1DD+1BA+プラナー2発というドライバー構成から、どうしても「パワフルで分かりやすいトライブリッドサウンド」を想像してしまう。だが、実際に音を出してみると、その先入観は良い意味で裏切られた。Mermaidの第一印象は派手さや押し出し感ではなく、音の立ち上がりから消え際までが非常に整っていることにある。全体を通して刺激的な要素は少ないが、その分、音楽の流れや余韻...
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TRN SHELL レビュー|音も付属品も隙がない、8千円台の実力派イヤホン

はじめにTRNの「SHELL」は、3基のダイナミックドライバーと1基の平面ドライバーによるハイブリッド構成を採用したIEMだ。構成自体はスペック表を見る限り派手だが、本機の方向性は決して「構成ありき」ではない。SHELLは、帯域ごとの役割分担音のつながり長時間リスニングでの安定感といった、完成品としてのまとまりに強く重きを置いた音作りをしている。本記事では、他機種との比較や構成論に寄りかからず、「...
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20年前の名機、Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10(TF10 / 10Pro)をFIIO M27で令和の時代に聴いてみた

はじめにUltimate Ears TRIPLE.Fi 10(通称 TF10 / 10Pro)。2007年頃に登場し、「イヤホンでここまで鳴るのか?」という体験を多くの人に叩き込んだ伝説的な3BAイヤホンだ。Ultimate Ears Triple.fi 10 は、タイプ:カナル型(耳栓型)、有線イヤホンドライバー:バランスド・アーマチュア(BA)×3基(左右合計6基)インピーダンス:32Ω音圧感...
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TRI KongTong I2 実機レビュー | 12mmで鳴らし切る平面IEM

はじめに最初にTRI KongTong I2を聴いたとき、思った以上に早く、あることに気づいた。――低域が、きちんと鳴っている。12mmの平面磁界型ドライバー。正直なところ、スペックを見た段階では「低域は控えめだろう」と予想していた。実際、これまで聴いてきた平面IEMの多くは、サイズに関係なく低音が軽い、あるいは量感を抑えたチューニングが多かった。だがTRI KongTong I2は違った。サブベ...
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final TONALITE レビュー|DTASの衝撃とZE8000 MK2との比較で分かった真価

はじめに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)は、すでに十分に成熟したカテゴリーだ。ノイズキャンセリングは強力になり、接続は安定し、バッテリーも実用十分。その一方で、多くの製品が「分かりやすい低音」や「より強いANC」といった方向に寄り、音そのものの思想で差別化することが難しくなっている。そんな状況の中、final が最新フラッグシップとして投入したTONALITE(トナリテ) は、明らかに違う方向を向...
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TANCHJIM ORIGIN LOST MANOR 実機レビュー | 豪華で高品質な付属品とビルドクォリティの限定版

はじめにTANCHJIM ORIGIN LOST MANORは、通常モデルのORIGINをベースにした限定版だ。ただし、その違いは単なるカラバリや小変更ではない。イヤホン本体のビルドクオリティ、背面に刻まれた意匠、そしてアートブックやアクリルスタンドを含む付属品一式まで含めて、「音響機器」であると同時に「作品」として成立させようという意志が、最初から明確に見える。実際、パッケージを開けた瞬間に感じ...
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TRI I3 MK3 レビュー|中域を核に据えたトライブリッドの実像

はじめにTRI I3 MK3 は、トライブリッド構成という言葉から想像されがちな「派手さ」や「分かりやすい刺激」とは、少し距離を置いたイヤホンだ。低域・中域・高域それぞれに異なるドライバーを割り当てながらも、音作りの主眼はあくまで中域、とりわけボーカル表現に置かれている。本記事では、I3 MK3 の音の骨格や帯域ごとの特徴、そして実際に使って見えてきたキャラクターを淡々と書き出していく。派手な評価...
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FiiO M27 Titanium Alloy 実機レビュー | DX340と“近い”からこそ見えたもの

はじめにDAPのレビューでは、「解像度が高い」「音場が広い」「駆動力がある」といった言葉が並びがちだ。だが、ある価格帯・性能帯を超えると、それらの言葉はほとんど差別化にならない。その先で問われるのは、そのDAPの音を“基準として信じられるかどうか”。今回レビューするFiiO M27 Titanium Alloyは、まさにその問いに正面から答えてくるDAPだ。結論を先に書くと、これは「感動を盛るDA...
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NICEHCK Himalaya レビュー|華やかな中域とスピード感、クールにまとまった1DD

はじめにNICEHCK Himalaya は、同社ラインナップの中でも明確にフラッグシップ寄りに位置づけられる 1DD(ダイナミックドライバー1基)構成のイヤホンだ。価格帯は決して安くなく、いわゆる「中華イヤホンのコスパ枠」として語るモデルではない。本レビューでは、過剰な賛美や「価格以上に鳴る」といった曖昧な表現を避け、実際に聴いて感じた音の完成度とキャラクターを、できるだけ整理して伝えていく。試...
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Kiwi Ears Aether レビュー | モニター的なのに心地よい、“平面一発の完成形”

はじめにKiwi Ears Aether は 15.3mm の平面磁気ドライバー単発という珍しい構成を採るイヤホンだ。一般的な“平面=刺さる/薄い”というイメージとは違い、非常に自然で扱いやすい音に仕上がっている。結論としては、クリアでニュートラル。女性ボーカルが特に美しい。平面ドライバーの長所を活かしつつ、欠点は最小限に抑えたバランス型。試聴環境DAP:iBasso DX340(4.4mmバラン...
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AFUL Performer 5+2 (Performer 7) レビュー|タイト低域と整理された中域、扱いやすいAFULサウンド

はじめにAFUL の Performer シリーズは、独自の音響チューブ構造と RLC ネットワークによって、タイトで情報量の多いサウンドを生み出すのが特徴だ。今回の Performer 5+2(Performer 7) は「Performer 5 の進化版」とされるが、実際に聴くと Performer 8 の“穏やかで扱いやすいバージョン” に近い仕上がりだった。低域は量感を維持しつつ膨らまず、...
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AFUL Performer 8 レビュー|量感ある低域と鋭い高域のリアルなバランス

はじめにAFUL のハイブリッド機は、独自の音響チューブ構造による“タイトで情報量の多いサウンド”が特徴だ。今回の Performer 8 は、その方向性をより先鋭化させた 1DD+7BA の上位モデル。低域は量感をしっかり出しつつも膨らまず、高域は鋭いエッジを伴って細部を描き切る。一方で、シンバルの倍音が強調されるなど、隠れたクセもある。良いところも弱点も含めて、“リアルにどう聴こえるのか” を...
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