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音楽

20年前の名機、Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 Pro(TF10 / 10Pro)をFIIO M27で令和の時代に聴いてみた

はじめにUltimate Ears TRIPLE.Fi 10(通称 TF10 / 10Pro)。2007年頃に登場し、「イヤホンでここまで鳴るのか?」という体験を多くの人に叩き込んだ伝説的な3BAイヤホンだ。Ultimate Ears Triple.fi 10 Pro は、タイプ:カナル型(耳栓型)、有線イヤホンドライバー:バランスド・アーマチュア(BA)×3基(左右合計6基)インピーダンス:32...
音楽

TRI KongTong I2 実機レビュー | 12mmで鳴らし切る平面IEM

はじめに最初にTRI KongTong I2を聴いたとき、思った以上に早く、あることに気づいた。――低域が、きちんと鳴っている。12mmの平面磁界型ドライバー。正直なところ、スペックを見た段階では「低域は控えめだろう」と予想していた。実際、これまで聴いてきた平面IEMの多くは、サイズに関係なく低音が軽い、あるいは量感を抑えたチューニングが多かった。だがTRI KongTong I2は違った。サブベ...
音楽

final TONALITE レビュー|DTASの衝撃とZE8000 MK2との比較で分かった真価

はじめに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)は、すでに十分に成熟したカテゴリーだ。ノイズキャンセリングは強力になり、接続は安定し、バッテリーも実用十分。その一方で、多くの製品が「分かりやすい低音」や「より強いANC」といった方向に寄り、音そのものの思想で差別化することが難しくなっている。そんな状況の中、final が最新フラッグシップとして投入したTONALITE(トナリテ) は、明らかに違う方向を向...
音楽

TANCHJIM ORIGIN LOST MANOR 実機レビュー | 豪華で高品質な付属品とビルドクォリティの限定版

はじめにTANCHJIM ORIGIN LOST MANORは、通常モデルのORIGINをベースにした限定版だ。ただし、その違いは単なるカラバリや小変更ではない。イヤホン本体のビルドクオリティ、背面に刻まれた意匠、そしてアートブックやアクリルスタンドを含む付属品一式まで含めて、「音響機器」であると同時に「作品」として成立させようという意志が、最初から明確に見える。実際、パッケージを開けた瞬間に感じ...
音楽

TRI I3 MK3 レビュー|中域を核に据えたトライブリッドの実像

はじめにTRI I3 MK3 は、トライブリッド構成という言葉から想像されがちな「派手さ」や「分かりやすい刺激」とは、少し距離を置いたイヤホンだ。低域・中域・高域それぞれに異なるドライバーを割り当てながらも、音作りの主眼はあくまで中域、とりわけボーカル表現に置かれている。本記事では、I3 MK3 の音の骨格や帯域ごとの特徴、そして実際に使って見えてきたキャラクターを淡々と書き出していく。派手な評価...
音楽

FiiO M27 Titanium Alloy 実機レビュー | DX340と“近い”からこそ見えたもの

はじめにDAPのレビューでは、「解像度が高い」「音場が広い」「駆動力がある」といった言葉が並びがちだ。だが、ある価格帯・性能帯を超えると、それらの言葉はほとんど差別化にならない。その先で問われるのは、そのDAPの音を“基準として信じられるかどうか”。今回レビューするFiiO M27 Titanium Alloyは、まさにその問いに正面から答えてくるDAPだ。結論を先に書くと、これは「感動を盛るDA...
技術

Oracle Cloud Free TierでSSHが繋がらなくなった時、最短で復旧する方法

はじめにOCIのFree Tierで動かしていたWEBサービスが、ある日突然ダウンした。監視アラートが鳴り、サービスが応答していないことに気づく。まずは落ち着いてSSH接続。この時点ではまだ普通にログインできた。プロセスを確認すると、確かにWEBサービスが落ちている。原因は特定できないが、再起動すれば一旦は復旧しそうな状態だった。実際、サービスを再起動すると問題なく立ち上がり、外部からのアクセスも...
技術

AI時代に実装力はどう変わるのか?──コードを書く能力は本当に不要になるのか

AIがコードを書くこと自体は、もう珍しい話ではなくなった。GitHub Copilot、Claude Code、Codex、ChatGPT。名前を挙げ始めればきりがないし、どれが優れているかという話も、もはや本質ではない。重要なのは、「AIが実装に関与する」という前提が、すでに日常になってしまったという事実だ。この状況で、決まって聞こえてくる言葉がある。AIに実装を任せると、実装力が落ちる。直感的...
技術

TechLibを触ってみた | 方向性は良い、値段は安い。でも冊数は正直まだ少ない

はじめに技術書サブスクというジャンルは、ずっと「需要はあるのに決定打がない」状態が続いてきた。O’Reilly Japanの実質撤退以降、その空白はなおさら大きい。そんな中で登場したのが TechLib(テックリブ)。ITエンジニア向け技術書に特化した読み放題サービスということで、少し気になって触ってみた。結論から言うと、方向性はかなり良い価格設定も正直かなり安いただし、現時点では冊数が少ないこの...
音楽

NICEHCK Himalaya レビュー|華やかな中域とスピード感、クールにまとまった1DD

はじめにNICEHCK Himalaya は、同社ラインナップの中でも明確にフラッグシップ寄りに位置づけられる 1DD(ダイナミックドライバー1基)構成のイヤホンだ。価格帯は決して安くなく、いわゆる「中華イヤホンのコスパ枠」として語るモデルではない。本レビューでは、過剰な賛美や「価格以上に鳴る」といった曖昧な表現を避け、実際に聴いて感じた音の完成度とキャラクターを、できるだけ整理して伝えていく。試...
音楽

Kiwi Ears Aether レビュー | モニター的なのに心地よい、“平面一発の完成形”

はじめにKiwi Ears Aether は 15.3mm の平面磁気ドライバー単発という珍しい構成を採るイヤホンだ。一般的な“平面=刺さる/薄い”というイメージとは違い、非常に自然で扱いやすい音に仕上がっている。結論としては、クリアでニュートラル。女性ボーカルが特に美しい。平面ドライバーの長所を活かしつつ、欠点は最小限に抑えたバランス型。試聴環境DAP:iBasso DX340(4.4mmバラン...
音楽

AFUL Performer 5+2 (Performer 7) レビュー|タイト低域と整理された中域、扱いやすいAFULサウンド

はじめにAFUL の Performer シリーズは、独自の音響チューブ構造と RLC ネットワークによって、タイトで情報量の多いサウンドを生み出すのが特徴だ。今回の Performer 5+2(Performer 7) は「Performer 5 の進化版」とされるが、実際に聴くと Performer 8 の“穏やかで扱いやすいバージョン” に近い仕上がりだった。低域は量感を維持しつつ膨らまず、...
音楽

AFUL Performer 8 レビュー|量感ある低域と鋭い高域のリアルなバランス

はじめにAFUL のハイブリッド機は、独自の音響チューブ構造による“タイトで情報量の多いサウンド”が特徴だ。今回の Performer 8 は、その方向性をより先鋭化させた 1DD+7BA の上位モデル。低域は量感をしっかり出しつつも膨らまず、高域は鋭いエッジを伴って細部を描き切る。一方で、シンバルの倍音が強調されるなど、隠れたクセもある。良いところも弱点も含めて、“リアルにどう聴こえるのか” を...
音楽

Kiwi Ears Quintet レビュー|沈む低域、前に出るボーカル、抜ける高域。派手さより“完成度”を選んだクール系ハイブリッド

イヤホンのチューニングには避けられない三角関係がある。低域を沈ませれば中域が埋もれ、高域を伸ばせばボーカルが後ろに下がる。帯域をすべて主張させながら破綻なくまとめるのは簡単ではない。Kiwi Ears Quintetは、その難題を真正面からクリアしている。派手さで“分かりやすい感動”を与えるタイプではない。だが、長時間向き合うほど「このイヤホンは設計がうまい」と分かる。そんなモデルだった。試聴環境...
技術

ターミナル作業が少し楽になるツールの紹介(2025)

ターミナルでの作業は、基本的なコマンドだけでも十分こなせる。とはいえ、日常的に触るからこそ「もう少し見やすいと助かる」「よく使う操作を簡単にしたい」と思う場面も少なくない。ここでは、そうした“ちょっとした不便さ”を解消してくれるツールをいくつか紹介する。派手さはないが、作業の流れが自然に整うものばかり。fzf — コマンド履歴やファイルをすぐに探せるfzf は、インタラクティブに検索できるツール。...
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