はじめに
出張や旅行先でもPCやスマホ、周辺機器を同時に充電したい——。
そんな願いを叶えるのが、UGREEN Nexode 300Wです。
全国を転々とする私が数々の充電器を試した結果、これが「旅先最強」と断言できる理由をレビューします。
なぜ300Wが必要なのか?
「そんなに大きな出力、必要なの?」と思う人もいるでしょう。
しかし、近年のガジェットは高出力充電を前提としたものが増えています。
- MacBook Pro 16インチ:最大140W充電
- ゲーミングノートPC:100W以上が標準
- 高性能タブレットや一部のスマホ:45W〜65W充電
- ポータブルバッテリーの急速充電:最大100W
これらを複数同時に充電しようとすると、一般的な65Wや100Wの充電器ではすぐ限界がきます。
その点、このNexode 300Wなら余裕でカバーできます。
スペック概要と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
USB-Cポート | 4口 |
USB-Aポート | 1口 |
最大出力 | 合計300W |
サイズ | 6.6 × 12.7 × 10.7 cm |
重量 | 約1.29 kg |
対応規格 | USB Power Delivery 3.1 |
搭載技術 | GaNFast Ⅲ、Thermal Guard™ |
常時140W出力のUSB-C1
この製品の最大の強みは、5ポート同時使用でもUSB-C1が常に140W出力できること。
同時充電時の出力配分例は以下の通りです。
- USB-C1:PD 3.1 140W
- USB-C2:PD 60W
- USB-C3:PD 45W
- USB-C4:PD 20W
- USB-A:SCP 22.5W
実際の使用レビュー
私は旅先にMacBook Air M2を必ず持参しています。
宿ではUSB-C1にMacBookを接続し、残りのポートで以下のガジェットを充電。
- スマホ
- タブレット
- Apple Watch
- 完全ワイヤレスイヤホン
- DAP(デジタルオーディオプレーヤー)
- ポータブルスピーカー
- ハンディファン
- スマートリング
- モバイルバッテリー
これらを1台でまかなえるので、複数の充電器やアダプタを持ち歩く必要がなくなりました。
特にモバイルバッテリーは高出力対応モデルでも短時間で充電できるため、外出前の“充電忘れ救済”にも役立ちます。
旅先での活躍シーン
- ホテル:コンセントが少なくてもOK。1つの差込口から最大5台同時充電
- カフェ作業:MacBookとスマホを高速充電しながら作業可能
- 空港ラウンジ:乗り換えの短時間でガッツリ充電
他製品との比較
製品名 | 最大出力 | USB-Cポート数 | USB-Aポート数 | 重量 | 価格(参考) |
---|---|---|---|---|---|
UGREEN Nexode 300W | 300W | 4 | 1 | 1.29kg | 約16,000円(Amazonタイムセール時) |
Anker Prime 240W GaN Desktop Charger | 240W | 3 | 1 | 約656g | 19,990円 |
Anker 747 Charger (GaNPrime 150W) | 150W | 3 | 1 | 約232g | 14,990円 |
比較ポイント
- 最大出力:Nexode 300WはAnker Prime 240Wを大きく上回る
- 価格:結構な頻度で対象となるタイムセール中なら、ほぼ同価格帯のAnker 747より倍近い出力
- 重量:据え置き・旅行用のどちらでも許容範囲
- 保障期間:24ヶ月!
安全性と耐久性
- 最新 GaNFast Ⅲチップをデュアル搭載:革新的な窒化ガリウム技術により、高効率かつ発熱を抑えた充電を実現
- UGREEN独自の温度検知制御技術「Thermal Guard™」:内部温度を常時監視し、電力損失と発熱量を極限まで低減
デメリット
- 重量が1.29kgあるため、常に持ち歩くには少し負担
- ケーブルも高出力対応品が必要(※240W対応ケーブルが1本付属)
- ただし、価格はタイムセール時なら弱点にならないレベル
まとめ
- 5ポート合計300W出力
- USB-C1は常時140W
- ガジェット多数持ちの旅人に最適
- タイムセール時はスペック比で破格
UGREEN Nexode 300Wは、旅先や出張で複数デバイスを高速充電したい人の最適解です。
ガジェット好きなら、一度使えばもう他の充電器には戻れません。
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