レビュー

音楽

SOUNDPEATS Air6 Proレビュー。1万円以下とは思えない、キレのいい音

はじめにSOUNDPEATS Air6 Proを購入した。もともとSOUNDPEATSはコストパフォーマンスの高い製品が多い印象だったが、今回はセールとプロモーションコードが重なり、実売1万円以下で入手できた。正直なところ、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンなので、そこまで大きな期待はしていなかった。ところが、実際に聴いてみるとかなり印象が違った。まず感じたのは、音のキレの良さだ。特定の帯域だけで...
音楽

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 5 レビュー|自然なのに退屈じゃない、これぞゼンハイザーの音

はじめにSENNHEISERの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 5(MTW 5)」が届いたので、さっそく聴いてみた。MOMENTUM True Wirelessシリーズもついに5世代目。完全ワイヤレスイヤホンはここ数年で本当に音が良くなっていて、最近では各メーカーの上位モデルになると「ワイヤレスだから」という言い訳をする必要もほとんどなくなってきた。そんな中でゼ...
音楽

10年前の名機、Campfire Audio ANDROMEDAをFiiO M27で令和の時代に聴いてみた

はじめにCampfire Audio ANDROMEDA。2016年に登場し、その特徴的なグリーンの筐体と5BA構成、広大な音場で一世を風靡したイヤホンだ。当時のハイエンドIEMを代表する存在のひとつであり、今でも「Campfire AudioといえばANDROMEDA」という人は多いと思う。実は自分も発売当時に何度か試聴している。そのときの記憶では、高域にフォーカスされた音キラキラとした抜けの良...
音楽

Kenwood GLASS Core Pro レビュー | JVCの血統を感じる、完成度の高い完全ワイヤレスイヤホン

はじめにGLASS Core Proを購入したので、まずは数時間じっくり聴いた段階でのファーストインプレッションをまとめてみたい。結論から先に書いてしまうと、この製品の完成度はかなり高い。MEMSドライバーやガラス振動板といった先進的な技術を採用した製品というと、どうしても「技術デモ的な製品なのでは?」という見方をしてしまう。尖った音作りで、一部のオーディオマニア向けなのではないか、と。しかし、実...
音楽

Soundcore Liberty 5 Pro レビュー。音質は自然路線へ、そしてPro Maxはいらなかった

はじめにAnkerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 5 Pro」が届いたので、まずは開封初日の感想を書いてみたい。結論から言うと、Libertyシリーズらしい迫力のある低域はそのままに、全体のバランスはかなり自然寄りになっている。そしてもうひとつ。購入前に少し悩んだPro Maxについては、少なくとも私には不要だった。購入した理由私はこれまでLibertyシリーズを初代...
音楽

AFUL Performer 8S レビュー | P8と何が違う?一段洗練された進化形

はじめにAFULのIEMラインナップの中でも、完成度の高さとバランスの良さで評価されてきたAFUL Performer 8(以下 P8)。そのP8をベースに、ドライバー構成や低域構造を見直し、より音楽的な方向へ進化させたモデルがAFUL Performer 8S(以下 P8S)だ。正直に言えば、購入前は「P8があれだけ完成しているのに、どれほど音が変わるんだろう?」という半信半疑な気持ちもあった。...
音楽

TRN Mermaid レビュー|トライブリッドなのに“余韻”で聴かせる異色作

はじめにTRN Mermaidは、1DD+1BA+プラナー2発というドライバー構成から、どうしても「パワフルで分かりやすいトライブリッドサウンド」を想像してしまう。だが、実際に音を出してみると、その先入観は良い意味で裏切られた。Mermaidの第一印象は派手さや押し出し感ではなく、音の立ち上がりから消え際までが非常に整っていることにある。全体を通して刺激的な要素は少ないが、その分、音楽の流れや余韻...
音楽

TRN SHELL レビュー|音も付属品も隙がない、8千円台の実力派イヤホン

はじめにTRNの「SHELL」は、3基のダイナミックドライバーと1基の平面ドライバーによるハイブリッド構成を採用したIEMだ。構成自体はスペック表を見る限り派手だが、本機の方向性は決して「構成ありき」ではない。SHELLは、帯域ごとの役割分担音のつながり長時間リスニングでの安定感といった、完成品としてのまとまりに強く重きを置いた音作りをしている。本記事では、他機種との比較や構成論に寄りかからず、「...
音楽

20年前の名機、Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10(TF10 / 10Pro)をFIIO M27で令和の時代に聴いてみた

はじめにUltimate Ears TRIPLE.Fi 10(通称 TF10 / 10Pro)。2007年頃に登場し、「イヤホンでここまで鳴るのか?」という体験を多くの人に叩き込んだ伝説的な3BAイヤホンだ。Ultimate Ears Triple.fi 10 は、タイプ:カナル型(耳栓型)、有線イヤホンドライバー:バランスド・アーマチュア(BA)×3基(左右合計6基)インピーダンス:32Ω音圧感...
音楽

TRI KongTong I2 実機レビュー | 12mmで鳴らし切る平面IEM

はじめに最初にTRI KongTong I2を聴いたとき、思った以上に早く、あることに気づいた。――低域が、きちんと鳴っている。12mmの平面磁界型ドライバー。正直なところ、スペックを見た段階では「低域は控えめだろう」と予想していた。実際、これまで聴いてきた平面IEMの多くは、サイズに関係なく低音が軽い、あるいは量感を抑えたチューニングが多かった。だがTRI KongTong I2は違った。サブベ...
音楽

final TONALITE レビュー|DTASの衝撃とZE8000 MK2との比較で分かった真価

はじめに完全ワイヤレスイヤホン(TWS)は、すでに十分に成熟したカテゴリーだ。ノイズキャンセリングは強力になり、接続は安定し、バッテリーも実用十分。その一方で、多くの製品が「分かりやすい低音」や「より強いANC」といった方向に寄り、音そのものの思想で差別化することが難しくなっている。そんな状況の中、final が最新フラッグシップとして投入したTONALITE(トナリテ) は、明らかに違う方向を向...
音楽

TANCHJIM ORIGIN LOST MANOR 実機レビュー | 豪華で高品質な付属品とビルドクォリティの限定版

はじめにTANCHJIM ORIGIN LOST MANORは、通常モデルのORIGINをベースにした限定版だ。ただし、その違いは単なるカラバリや小変更ではない。イヤホン本体のビルドクオリティ、背面に刻まれた意匠、そしてアートブックやアクリルスタンドを含む付属品一式まで含めて、「音響機器」であると同時に「作品」として成立させようという意志が、最初から明確に見える。実際、パッケージを開けた瞬間に感じ...
音楽

TRI I3 MK3 レビュー|中域を核に据えたトライブリッドの実像

はじめにTRI I3 MK3 は、トライブリッド構成という言葉から想像されがちな「派手さ」や「分かりやすい刺激」とは、少し距離を置いたイヤホンだ。低域・中域・高域それぞれに異なるドライバーを割り当てながらも、音作りの主眼はあくまで中域、とりわけボーカル表現に置かれている。本記事では、I3 MK3 の音の骨格や帯域ごとの特徴、そして実際に使って見えてきたキャラクターを淡々と書き出していく。派手な評価...
音楽

FiiO M27 Titanium Alloy 実機レビュー | DX340と“近い”からこそ見えたもの

はじめにDAPのレビューでは、「解像度が高い」「音場が広い」「駆動力がある」といった言葉が並びがちだ。だが、ある価格帯・性能帯を超えると、それらの言葉はほとんど差別化にならない。その先で問われるのは、そのDAPの音を“基準として信じられるかどうか”。今回レビューするFiiO M27 Titanium Alloyは、まさにその問いに正面から答えてくるDAPだ。結論を先に書くと、これは「感動を盛るDA...
技術

TechLibを触ってみた | 方向性は良い、値段は安い。でも冊数は正直まだ少ない

はじめに技術書サブスクというジャンルは、ずっと「需要はあるのに決定打がない」状態が続いてきた。O’Reilly Japanの実質撤退以降、その空白はなおさら大きい。そんな中で登場したのが TechLib(テックリブ)。ITエンジニア向け技術書に特化した読み放題サービスということで、少し気になって触ってみた。結論から言うと、方向性はかなり良い価格設定も正直かなり安いただし、現時点では冊数が少ないこの...
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