【2026年春】NISAで何を買う?現在のポートフォリオとその理由を整理してみる | オルカンから半導体ETFまで

投資

はじめに

以前、

「NISAで何を買う?僕が実際に選んだ投資信託とその理由を全部話します」

という記事を書きました。

【2025年版】NISAで何を買う?僕が実際に選んだ投資信託とその理由を全部話します | オルカンからハイテクまで
NISAで何を買えばいい?実際に僕が積立中の投資信託を公開。オルカンやS&P500から新興国、ハイテク、ゴールドまで、選んだ理由と注意点を初心者向けに解説します。

あれからまだ1年も経っていませんが、保有している商品にはそれなりに変化がありました。

ただし、投資方針そのものが大きく変わったわけではありません。

引き続きインデックス投資を中心にしていますし、ポートフォリオの土台はオルカンとS&P500です。

一方で、この数か月は生成AIや半導体関連のニュースを追いかける機会が増えました。

NVIDIAの決算を見たり、TSMCの設備投資を調べたり、HBMの話を追いかけたりしているうちに、気が付けばポートフォリオにもその影響が出ていました。

今回の記事では、現時点で保有している商品と、それぞれを保有している理由について整理してみます。

なお、タイトルは前回記事に合わせていますが、今回はNISAだけではなく課税口座で保有している商品も含めた内容です。

前回記事の続編として読んでいただければ幸いです。


現在保有している商品

区分商品保有区分
コアeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)NISA
コアeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)NISA
新興国eMAXIS Slim 新興国株式インデックスNISA
AI・ハイテクiFreeNEXT FANG+インデックスNISA
半導体ニッセイSOX指数インデックスファンドNISA
半導体iFreeNEXT 全世界半導体株インデックスNISA
半導体NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信(200A)NISA
半導体グローバルX 半導体・トップ10-日本株式 ETF(282A)NISA
半導体Roundhill Memory ETF(DRAM)NISA
個別株Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)課税口座
中国iFreeETF 中国科創板50(2628)課税口座
その他SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドNISA
その他SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)NISA

こうして並べると、自分でも思います。

半導体、多くない?


各商品の位置付け

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

現在もポートフォリオの中心です。

日本を含む先進国・新興国へ幅広く投資できるインデックスファンドで、「まず世界経済全体へ投資する」という考え方の土台になっています。

投資を始めるならまずこれ、と紹介されることが多い商品ですが、私自身もコア資産として保有しています。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国の代表的な500社へ投資するインデックスファンドです。

オルカンだけでも十分だと思っていますが、米国市場への比率を少し高める目的で保有しています。

現在の株式市場やテクノロジー業界を考えると、米国企業の存在感は依然として大きく、オルカンを補完する位置付けです。


eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

中国、台湾、インド、ブラジルなどの新興国へ投資するインデックスファンドです。

オルカンにも新興国は含まれていますが、比率はそれほど大きくありません。

そのため、新興国への比率を少し高める目的で保有しています。


iFreeNEXT FANG+インデックス

AI・ハイテク分野への投資枠です。

NVIDIA、Microsoft、Amazon、Meta、Alphabetなど、現在のテクノロジー業界を代表する企業が多く組み込まれています。

値動きはかなり大きい商品ですが、長期保有を前提にしています。


ニッセイSOX指数インデックスファンド

米国の半導体企業で構成されるSOX指数へ連動するファンドです。

NVIDIA、AMD、Broadcom、Qualcommなどが主な構成銘柄です。

現在の半導体投資の中心的な存在になっています。


iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス

SOXが米国中心なのに対し、こちらは世界中の半導体関連企業へ投資します。

TSMCやASMLなども含まれるため、半導体分野の地域分散という意味も兼ねています。


NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信(200A)

日本の半導体関連企業へ投資するETFです。

東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテックなど、日本を代表する半導体企業が組み込まれています。


グローバルX 半導体・トップ10-日本株式 ETF(282A)

日本の半導体関連企業の中でも、特に主要企業へ集中投資するETFです。

日経半導体ETFと一部重複する銘柄もありますが、より上位企業へ重点的に投資できます。


Roundhill Memory ETF(DRAM)

メモリ関連企業へ投資するETFです。

主な投資対象は、

  • SK hynix
  • Micron Technology
  • Samsung Electronics

などです。

今回の見直しで追加した商品の一つです。

半導体関連のETFはすでに複数保有していましたが、構成銘柄を見ていくとGPUや製造装置メーカーへの比重が高く、メモリ分野への投資はそれほど多くありませんでした。

生成AI関連のニュースを追っていると、NVIDIAだけでなくSK hynixやMicronといったメモリメーカーの名前を頻繁に見かけます。

特にHBM(High Bandwidth Memory)はAI向けGPUの性能を支える重要な部品となっており、今後もしばらく需要が続くと考えています。

そこでメモリ分野を補完する目的で追加しました。


Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)

世界最大の半導体受託製造企業です。

Apple、NVIDIA、AMDなど、多くの企業がTSMCへ製造を委託しています。

半導体業界全体を考えると外せない企業だと思っています。


iFreeETF 中国科創板50(2628)

中国の上海証券取引所 科創板(STAR Market)の主要50銘柄へ投資するETFです。

半導体や電子部品をはじめとする先端技術企業が多く含まれています。

なお、このETFはNISA口座ではなく課税口座で保有しています。

地政学リスクや規制リスクはありますが、中国の技術分野への投資枠として保有しています。


SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド

インド市場への投資枠です。

人口増加や経済成長を期待して保有しています。

オルカンや新興国株式ファンドにもインドは含まれていますが、もう少し比率を高めたいと考えて追加しています。


SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)

ゴールドへ投資するファンドです。

株式市場と異なる値動きを期待し、ポートフォリオ全体のリスク分散を目的として保有しています。

最近はAIや半導体関連への投資比率が高くなっているため、数少ない守備的なポジションでもあります。


日本株に対する考え方は少し変わった

前回の記事では、国内株式ファンドを保有していない理由について書きました。

当時の考え方は今でも大きくは変わっていません。

日本市場全体への投資という意味では、オルカンを通じてすでに一定の比率を保有しています。

また、人口減少や経済の成熟化を考えると、日本株全体へ積極的に投資したいという考えも今のところありません。

一方で、変わった部分もあります。

それは「日本市場全体」と「日本の半導体関連企業」を別物として考えるようになったことです。

東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテック、ディスコなどの企業を調べていくと、これらの企業は日本企業でありながら売上の多くを海外市場に依存しています。

つまり、日本国内の景気だけで成長しているわけではありません。

むしろ世界中の半導体需要や設備投資の恩恵を受ける企業です。

そのため現在保有している日経半導体ETFやグローバルX 半導体・トップ10-日本株式 ETFは、

「日本経済へ投資している」

という感覚よりも、

「世界の半導体サプライチェーンへ投資している」

という認識に近くなっています。


なぜ半導体ETFを複数持っているのか

一覧だけを見ると、

「半導体ETFが多すぎるのでは?」

と思われるかもしれません。

実際、自分でもそう思います。

ただ、それぞれ役割は少し異なります。

商品主な投資対象
ニッセイSOX指数インデックスファンド米国半導体企業
iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス世界の半導体企業
日経半導体ETF日本の半導体企業全般
GX 半導体・トップ10-日本株式 ETF日本の主要半導体企業
DRAMメモリ関連企業

同じ半導体関連でも、投資対象は意外と違います。

結果として、

  • 米国
  • 台湾
  • 日本
  • 韓国
  • 中国

といった半導体産業の主要プレイヤーへ幅広く投資する形になっています。


半導体ETFの中身を見るのが面白い

半導体ETFを調べていると、業界全体の構造も見えてきます。

分野主な企業
半導体設計NVIDIA、AMD
半導体製造TSMC
露光装置ASML
製造装置東京エレクトロン
検査装置レーザーテック
テスト装置アドバンテスト
HBMSK hynix
DRAMMicron Technology

以前は「半導体企業」という一括りの認識でした。

しかし実際には、それぞれ全く異なる役割を担っています。

最近は指数を見るよりも、こうした企業や業界構造を調べる方が面白くなってきました。

半導体ETFを買っているつもりが、いつの間にか半導体業界そのものに興味を持つようになっていました。


まとめ

前回記事から最も大きく変わったのは、半導体関連商品の比率です。

ただし、投資方針そのものが変わったわけではありません。

引き続き、

  • オルカン
  • S&P500
  • 新興国株

を土台にした分散投資を続けています。

その上で、

  • AI
  • 半導体
  • メモリ
  • 中国の先端技術

といった、自分なりに成長余地があると考えている分野へ比重を置いています。

改めて整理してみると、現在のポートフォリオは

「世界株を土台にした半導体集中投資」

と言ってもいい状態になっていました。

前回の記事では「日本株ファンドは持たない」と書きましたが、結果として東京エレクトロンやアドバンテストへ間接的に投資するようになっています。

投資方針は大きく変わっていないつもりでも、興味のある分野を深掘りしていくとポートフォリオは少しずつ変化していくものですね。

前回の記事からまだ1年も経っていませんが、こうして整理してみると、自分の関心や投資テーマの変化も見えてきます。

またしばらく運用を続けてみて、大きな変化があれば記事にしてみようと思います。

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